知識ゼロから2週間で簿記3級に合格する方法

簿記は新人・ベテランを問わず取得することをおすすめします。

お金の流れや会社の財務状況について勉強することで、これから就職する予定の会社や今いる会社がお金の面からみて健全なのかを自分で判断できるようになるからです。

この記事では、わたしが簿記知識ゼロから始めて2週間で簿記3級を取得した方法について紹介します。

これから簿記を勉強しようとする方は参考にしてください。

目次

簿記3級の勉強方法

以下のステップで説明します。

  1. 参考書・問題集の購入
  2. 勉強方法

まず、勉強に必要な参考書と問題集です。

おすすめの参考書・問題集

わたしが簿記3級の勉強でつかった参考書・問題集はつぎの2冊です。

①参考書

この参考書は次の2つの理由で購入を決めました。

  • カラーで書かれていて見やすい
  • 全体の流れが分かりやすい

まず、知識ゼロから学習を始めるので見やすさは重要です。モノクロや2色の参考書に比べると、カラーで書かれている方が見栄え良く、とっつきやすい感じがします。

また、簿記3級の内容について全体の流れが分かりやすく書かれています。学習している内容が全体の流れの中でどの部分なのかが把握しやすく、理解がしやすいです。

②問題集

こちらは、①の参考書と対になる問題集です。問題をときつつわからないことがあれば①の参考書で確認できます。

難易度としては、この問題集がすべて解けるようになれば簿記3級の合格が見えてくるレベルです。

この著者の方は、スッキリわかる 日商簿記3級も出されていますが、簿記初心者であれば上記の参考書と問題集をお勧めします。

勉強方法

テキストをさっと終わらせ、問題集を解きながら記憶の定着を図る方針で進めます。

テキストでの勉強は、基本問題を飛ばして行います。

基本問題は本試験よりも簡単なため、基本問題で記憶の定着を図っても本試験の問題が解けないからです。

1週目(平日)の勉強方法

1週目の平日は、以下のペースで進めていきます。

会社の昼休みに20分程度、帰宅後1時間程度時間をとれば十分進められるペースです。

  1. 月曜日:テキストCHAPTER 01~04
  2. 火曜日:テキストCHAPTER 05~06
  3. 水曜日:テキストCHAPTER 07~08
  4. 木曜日:テキストCHAPTER 09~10
  5. 金曜日:テキストCHAPTER 11~12

水曜日以降は少し内容が難しくなってきます。CHAPTER07以降は、流れを理解することを意識してテキストを読み進めましょう。

1週目(土日)の勉強方法

1週目の土日で問題集を1回終わらせることが目標です。

練習問題さえ解けるようになれば、付属の模擬試験は手をつけなくても合格は十分に狙えます。

問題集の1周目は次のように進めます。

  1. わからなければ答えを見る。
  2. 答えの解説で理解できなければ、テキストを確認する。

2週目(平日)の勉強方法

2週目は、平日の間に問題集を最低1周終わらせることを目標に取り組みます。

2週目に意識することは、間違った問題・つまずいた問題に印をつけ、なぜ間違ったのかを確認することです。

さらに余裕があれば、印をつけた問題を中心に再度解きなおします。

2週目(土日)

2週目の週末は、第3問対策を中心に進めます。目標としては、第3問の各練習問題を20分以内に解けることです。

(非推奨)時間のない場合のテスト対策

試験の合格だけを目標とする場合、第2問対策を捨て、第1問と第3問対策のみで勉強を進める方法もあります。

第1問対策は、ひたすら問題集を解いておけば大丈夫かと思います。

第3問対策は、問題のパターンを覚えその解き方を丸ごと暗記します。

問題集の第3問対策の4種類の問題について解き方のパターンを覚えてしまえば、本試験問題も解ける可能性があります。

試験の配点上、第1問と第3問が満点であれば70点を超えるので十分合格を狙えます。

資格の取得だけを狙っている場合は、このような方法もありかもしれませんね。

つまずきポイント

わたしが勉強をするうえで、つまずいた点について対策を紹介します。

勘定科目の区分が分からない

最初のうちは、勘定科目が資産・負債・資本・費用・収益のどの区分かわからなかったのですが、次のようなイメージで判断することで理解していました。

資産・負債・資本と費用・収益の分類

  • 状況が次期に継続する・未完了である→資産・負債・資本
  • 状況が今期限り・完了している→費用・収益

貸倒引当金と貸倒引当金繰入

○○費となっている場合は、3級では費用と判断していたのですが、貸倒引当金と貸倒引当金繰入は”費”がついていないので、どちらが費用なのか迷っていました。

そこで、わたしなりの理解では、貸倒引当金繰入について、

繰入が完了した→費用・収益の区分。

お金が出ていく→費用。

と覚えるようにし。残った方が資産・負債・資本側と覚えていました。

結構いい加減ですね。

まとめ

わたしが簿記3級を取得した時の勉強法を紹介しました。

簿記知識ゼロから始めましたが、なんとか取得することができました。

現在2級の勉強に取り組んでいるので、2級に合格したときには勉強方法を紹介する予定です。

簿記に興味のある方、一緒に頑張りましょう!

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この記事を書いた人

田舎の中堅サラリーマン。
仕事で役立つテクニック・情報を発信します。

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